経済學の専門知識を駆使して公共の福祉の実現や社會課題の解決をめざす人材を育てるコースです。地球環境、少子高齢化、財政再建、地域活性、格差解消、資源エネルギー問題など、現代社會の急務とされる諸問題はすべて経済活動の枠組みの中で起こっています。
総合政策コースでは、経済の基礎的な知識や経済學的な思考を學習した上で、それらを活かして「経済政策」「産業政策」「社會政策」「地域政策」といった各種政策に向き合い、その社會的影響を學びます。同時に、學びを行動につなげる力を磨くため、學外に出て活動する體験型學習を実施。地域社會や実業界の人々と交流を図りながら実際の問題解決に挑戦する機會をもち、社會で通用する実踐的な課題解決力と行動力を養います。
経済における課題が山積している、現代の日本。雇用の回復、経済格差と貧困の解消、成長牽引産業の創出、人口の高齢化対策、子育てと仕事を両立させるための仕組みづくり、環境との調和、國と地方自治體の財政再建。これらの課題を解決していくため、政府?地方自治體、産業界、さらにはNPOを含む地域の有志などが、様々な取り組みを進めています。
総合政策コースでは経済學的な観點からこれらの課題解決に取り組める人材を養成。公共の福祉のために活躍できる公務員、中學校または高校で社會科教育に従事する教員、経済情勢や政策を見極めつつ企業で企畫?管理?営業といった職域で活躍できるビジネスパーソンなどをめざすコースです。
経済の知識や経済學的な思考を學んだ上で、現実にある様々な問題とその対策について學習。具體的には、物価や雇用の安定および環境との調和を保ちつつ経済成長を図る「経済政策」「産業政策」、働く人の権利を保障するとともに老若男女すべての人々の生活保障を図る「社會政策」、國と政策との関わりのなかで地域固有の問題に取り組む「地域政策」などについて、その內容と社會的影響を學びます。
さらにこうした問題に対し、実際に足を踏み出して取り組めるアクティブな人材を育てるための體験型學習を充実。學外に出て、地域社會や実業界の人々と交流を図りながら実際の問題解決に挑戦することで、社會で通用する実踐的な課題解決力と行動力を養います。